俺様ヤンキーと転校生
席に着いたら


隣の席の男の子が話しかけてきた。


「わぁお!女の子だぁ☆俺ゎ三浦拓哉!拓哉かたっくんて呼んで!よろしくね☆なんか、わかんないことあったら聞いてよ!」


うん。イケメンだ…


「佐藤イクミよろしくね」

みんな、本当は見た目が悪いだけで
実は優しいのかも…


なんて思ってる暇はない…



実は、さっきから
横の席から視線をかんじる。


机にうつぶせてこっちを見てる


なんかみるからに
この学校のリーダーみたいな人


話しかけられませんように…


なんて思ってたら案の定話しかけられた


「おい!お前、名前何つぅんだ?」


自己紹介したじゃん…


きいてないんかい…


「佐藤イクミです…」


「同じ名字かよ…ムカつく」


は?なにそれ!ムカつく!



「は?それこっちのセリフだから!こんなヤンキーと一緒の名字なんて本当に最悪!」


あ…やばい…殺気を感じる(泣)


「なんだとこら?転校してきたばっかりの奴が俺様に逆らうのか?放課後覚えとけよイクミ」


「は?自分で俺様呼ばわり?きもっ!放課後合コンあるからムリ〜」


なんて嘘だけど。


こっちにきたばっかで


友達すらいない…


だってあの不良男といると


ちょームカつく〜


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