君の隣で
恋
出会い
桜の花が舞い散る日、朝の9時入学式が始まる。
天気は快晴。とてもいい陽気でポカポカしている。
私はおでこに手を当てながらクラス表を見ていた。
「あー私、1組だぁー」
私の名前は高野めい。かなりポジティブすぎるっていわれる。
「うち5組なんだけど」
そしてこの子が岡田歩美。小学校1年生の時からの友達。
「おお!歩美、隣のクラスじゃん!うち6組だよ」
最後に鈴木奈々。私とはタイプが違くて、良く話の途中で沈黙になてしまう。
「えー、うちだけかなり離れてんじゃん」
私がそういうと2人は苦笑いした。
それから気まずい空気が流れながらも、私たちは階段まで向かっていった。
3年生は2階、2年生は3階、1年生は4階だった。
私たちは1年生で4階だから20段くらいある階段を上るのに必死で、着いた時には息がとても荒くなっていた。
「あーやっと着いたよー」
歩美がつぶやいた。それに対し、奈々は
「ホントだよー、でも、こっから教室までまた行くのか・・・。しんどいなぁ」
そんなたわいのない会話をしながら少しずつ歩くと、階段のすぐ近くに6組と5組があることに気付いた。
「え、6組と5組近くない?」
私がこんなことを言うのには無理がなかった。階段から6組と5組までの距離は10メートルもないくらいなのだから。
「ははっ。じゃーうち教室はいるから。一緒に帰ろうね?」
「うん」
最初に奈々が教室に入っていった。
そのあとにすぐ
「じゃーねっ」
と、歩美は教室に入っていった。
1組・・・。それは1番遠い場所で階段から60メートルくらいある。慣れるのには時間がかかるだろう。
そんなことを思いながら一生懸命私が歩いていると、もう来た人たちが周りで騒いでいた。
正直に言うと、今の私にはむかつくことだった。
私はイライラしながらも歩く速度を速めた。
天気は快晴。とてもいい陽気でポカポカしている。
私はおでこに手を当てながらクラス表を見ていた。
「あー私、1組だぁー」
私の名前は高野めい。かなりポジティブすぎるっていわれる。
「うち5組なんだけど」
そしてこの子が岡田歩美。小学校1年生の時からの友達。
「おお!歩美、隣のクラスじゃん!うち6組だよ」
最後に鈴木奈々。私とはタイプが違くて、良く話の途中で沈黙になてしまう。
「えー、うちだけかなり離れてんじゃん」
私がそういうと2人は苦笑いした。
それから気まずい空気が流れながらも、私たちは階段まで向かっていった。
3年生は2階、2年生は3階、1年生は4階だった。
私たちは1年生で4階だから20段くらいある階段を上るのに必死で、着いた時には息がとても荒くなっていた。
「あーやっと着いたよー」
歩美がつぶやいた。それに対し、奈々は
「ホントだよー、でも、こっから教室までまた行くのか・・・。しんどいなぁ」
そんなたわいのない会話をしながら少しずつ歩くと、階段のすぐ近くに6組と5組があることに気付いた。
「え、6組と5組近くない?」
私がこんなことを言うのには無理がなかった。階段から6組と5組までの距離は10メートルもないくらいなのだから。
「ははっ。じゃーうち教室はいるから。一緒に帰ろうね?」
「うん」
最初に奈々が教室に入っていった。
そのあとにすぐ
「じゃーねっ」
と、歩美は教室に入っていった。
1組・・・。それは1番遠い場所で階段から60メートルくらいある。慣れるのには時間がかかるだろう。
そんなことを思いながら一生懸命私が歩いていると、もう来た人たちが周りで騒いでいた。
正直に言うと、今の私にはむかつくことだった。
私はイライラしながらも歩く速度を速めた。