駆け引き×スクープ!!
今までの疲れから、すぐに睡魔が襲い、目を閉じた。
ーPiPiPiPiPi……
「ん……」
うるさ…
手探りで携帯を探す。
ーピッ
「…はい……?」
「あ、栗塚さーん?」
女……?
誰だっけ……
「…夏梨名ちゃん…?」
「はい♪」
「俺、番号教えたっけ…?」
ソファから起き上がり、時計を見る。
AM6:30
三時間も寝てたのか‥
「神田が教えてくれたんですよ。」
「あぁ……」
ソファの下に神田が寝てる。
寝顔がムカついたから火をつけたタバコを神田の口にほおりこんでやった。
気持ちイイであろう目覚めまで待ってやるか。
俺は仮眠室から出て廊下を歩く。
「それで、用件は取り引きの事?」
「はい!1時半頃に昼休みが取れるんで、その時、時間を取れるかな、と。」
確か今日は放火事件の聞き込みぐらいしかなかったな…
「大丈夫、取れるよ。」
「よかった♪じゃあ後程そっちに伺います!それじゃ!」
「ん」
携帯を閉じ、
腕時計を見る。
さて、
そろそろかな…
3
2
1………
「0」
「ヒィギィァァアアアッッ!!!!あ、熱い゙ィィイイア………!!!!」