バナナオ・レ




「好きだから逃げたんじゃないの?」

音羽サン。

可愛い顔でそんな事聞かないで!(笑)

「いや・・・いやあ」

「凛音が照れてるウ」




「だってぇ!!!あの人・・・ッ顔超タイプ!!!だしっ」




あ、しまった。

声を張り上げてしまった。

本当に好きみたいじゃん。

いや・・・好きなんだけどさぁ。

そう確認されると照れるっていうか。





「凛音、声デカいよ」

「いッ今の取り消し!」

両手を思いっきり振って、好きじゃありませんアピ。

「凛音って恋に関しては臆病だよね」


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