盃に乾杯!?
「どうした?」


いつの間にか
起きていた大杉が、
聞いてきた。


「うんん。


少し昔の事を
思い出していた。」


「そっか。」


大杉は私の腕を引っ張り、
大杉の胸の中に、
私はすっぽり嵌った。


「俺がずっといるから、
もう泣くなよ。」


「うん・・。」


そうだよね。


大杉がずっと、
私の傍にいてくれる。


それだけで安心。
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