盃に乾杯!?
「あんた負けるね。」


「何がだ?」


「香澄の心は、
大杉しか向いていない。」


「分かっている。


けど諦めきれないから、
親父に頼んだよ。」


「怖い人。


私は香澄と大杉の
見方だからね。」


「お前は大杉に。」


「香澄に負けたよ。


けど。
大杉に何をしても良いけど
香澄には何もしないで。


香澄を傷付けると、
あんたの命無いからね!!」


私達が去った後、
2人がそんな会話を
しているなんて知らなかった。
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