盃に乾杯!?
文化祭が終わって、
1人で椅子を
片づけをしていると、
加藤君がいた。


「何?」


「いいや。


俺の事そんなに嫌い?」


「知らないから。」


私は正直に言ったけど、
加藤君の目が真剣で、
早く大杉が来るのを待った。


「俺は覚えている。


ずっと昔から。
君しか見えてなかった。」


椅子の片付けも忘れて、
私は加藤君の言葉に、
耳を傾けていた。
< 110 / 189 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop