盃に乾杯!?
そのまま家で、
用事も無いのに家に
帰りずらかった。


「今日も泊まるの?」


「うん・・・。」


「お母さんから
大五郎君に連絡してあげる。」


母はそう言って、
電話で大杉に伝えてくれて、
私は部屋に戻った。


大学の資料をパラパラと
めくっていた。


「はあ。。。。」


ため息しか出てこない
私の口に苛立ちと、
寂しさが込み上げる。


進学諦めて、
大杉と一緒に組を守り立てるか、
進学をして、
私は何を学びたい?
そんな気持ちが渦を巻いて、
私を苦しめていた。
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