盃に乾杯!?
「香澄?」


私は目を開けたら、
大杉の顔があって、
何があったのか、
状態が分からなかった。


「香澄?


俺が分かるか?」


「うん。」


大杉は涙を浮かべて
私に抱き付いてきた。


「すまなかった。」


「大杉?」


「お前を1人ぼっちに
させてしまい、
香澄をこんなに痩せさせて
しまってすまない。


お前を見つけたのは
菜々や加藤だよ。


2人に散々怒られて、
挙句の果てには、
俺の両親にも怒られた。」


大杉は涙ながらに、
私に謝ってきた。


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