盃に乾杯!?
始まった襲名披露。


今日は本当の身内だけで
200人は超しているだろう。


来年に本格的な襲名披露に
なると1000人は下らないと
言われてぞっとした。


お母さんやお義母さんは、
色々と挨拶をしたり、
顔を覚えているけど、
私に務まるかどうか心配・・・。


「離れるなよ。」


「離れない!!!」


ちょっと窮屈な大杉から
少し離れただけで、
怒られるなんて・・・。



「キレイだね。」


「ああ。」


聞きなれた声に、
振り返ると
菜々と信也さん
そして加藤君の姿があった。
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