盃に乾杯!?
「これで大五郎も
正式に認められたな。」


「まだだよ。」


「そうか?」


「ここの組の跡取りが
出来たら本当に俺が
ここを受け継いだ証に
なるだよ。」


「そうだな。」


加藤君が私を見たけど、
後半年したら
高校を卒業するから、
今出来ても構わない。


「来年の正式発表までは、
子供は作らないよ。」


「ええ??」


私の耳元で
大杉は話したけど、
私の真っ赤になった顔で
菜々や加藤君に知られた。
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