盃に乾杯!?
「信也に言った?」


首を横に振る菜々に、
大杉は呆れていた。


「叔父さんは怒るか
分かんないけど、
信也に言ったほうがいいぜ。」


「うん・・。」


菜々は私の顔見たので、
大杉は少し変な顔を
して聞いてきた。


「そういえば
お前体の様子は大丈夫か?」


「うん・・・。」


「うん???」



私の切れの悪い言葉に、
大杉の目は怖かった。


言えないよ・・・。


私達もまだ、
入籍していないのに・・・。
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