盃に乾杯!?
「あんたの家も極道?」


私達は席に座り、
私は大杉に聞いた。


「当たり前だろう?


家がヤクザじゃなかったら、
お見合いなんてする
訳ないだろう?」


彼は私に言ってきたけど、
確かにその通りだ。


けど?不思議に思った。


「丁度相手が見つかったと、
父が言っていたのは?」


「当たりじゃないか。


俺がお前に惚れたから、
親父に頼んだ。」


「家の事を知っていて?」


彼は普通に頷いた。
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