盃に乾杯!?
学校に行く時だった。


「あれ?」


いつもの車が無く、
私は戸惑っていると、
大杉は私の手を持って、
歩き始めた。


「車は今日から無し。」


「何で?」


「ここからだと、
学校は近いだろう?


お前と手を持って、
歩くのが楽しみで、
車を断った。」


大杉は私の目を見て、
ニコッと笑ってきた。


逃げる事は、
全く出来ないと私は、
判断した。
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