盃に乾杯!?
そして振り返り、
私に言ってきた。


「香澄?
何しているんだ?


お前も来ないと、
ダメだろう?」


さっきセイラさんに
言った言葉と全く逆で、
凄く優しい言葉だった。


私は仕方なく大杉の後を
付いて行くと、
いつものリムジンが、
止まっていた。


そして中から、
本当に背筋が凍りそうな
人たちが降りてきた。

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