盃に乾杯!?
「分かった。
今日はゆっくり寝よう。」


私を抱く大杉の力が、
いつもよりきつかった。


何か大きな事に、
巻き込まれてしまったのかと、
考えて寝れなくなった。


朝方近くに眠りに付いて
起きると大杉の姿は、
無かった。


傍に紙切れがあった。


【帰れない。


俺がいなくなっても、
お前は幸せになれ】


私は読み終わると、
涙が溢れ出した。


やっぱり、
私は大杉に惚れて
しまった。
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