盃に乾杯!?
もうじき、
時計の針が12時になる。


「誰も一緒に過ごして
くれる人はいない。


大杉・・・・。


寂しい・・・・。」


私はベッドに転がって、
目を塞いだ。


出てくる夢は、
大杉の笑顔だった。


だって、
私にしか見せてはくれない、
本当の笑顔だから。


私の指先に感触があって、
目を開けた。


するとそこには、
大杉が私の手を握っていた。


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