盃に乾杯!?
「だけどお互いに、
メリットはあるだろう?


俺とお前が付き合ったら、
白い目で見られることは、
無くなるんだぞ?」


「生徒会長をしている
あんたに私は多分・・。」


「多分って?」


「あんたの実家が、
極道をしているなんて、
知らないはずだよ?


絶対に、
他の子達から、
苦情がやってくるよ。」


私は何度もいじめに、
あっていたのだ。


だから・・・。


「心配するな。」


私は俯いた顔を上げると、
大杉が笑っていた。
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