盃に乾杯!?
家に帰ると、
大杉は私を離さない。


「何があっても、
お前を離す気はない。」


「うん・・・。」



大杉の顔は
真剣そのもので、
何も聞けなかった。


私達はベッドに寝ても、
大杉が抱きしめる強さが、
ちょっと痛かった。


何を考えて、
何を思っているの?


私は大杉しか
見ていないんだよ?


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