盃に乾杯!?
「何を考えているの?」


「いいえ。」


大杉が自分の実家に
泊まる事になったので、
私も実家に泊まろうとした。


「来て!!!」


大杉のお母さんの一言で、
向こうから迎えの車に、
乗り込んで、
今大杉のお母さんといる。


「この前は疲れたでしょう?


加藤組の大輔君も、
立派になっていたわね。」


「知ってるんですか?」


「もちろん。


けどね、
お互いに牽制し合っている。」


「組み同士?」


「うん。


お互いに譲れない
所が一杯あるんだろうね。」


お茶をすする、
お母さんが心配そうな
顔でいた。
< 89 / 189 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop