盃に乾杯!?
「寝るぞ。」


私とお母さんが話している
部屋に大杉が入ってきた。


「今日は別々でも。」


「一緒に寝るに
決まっているだろう!!」


「あんたはいつも
一緒にいるから、
たまには別々でも!!」


私は一切何も話しては、
いない・・・。


だって、
大杉とお母さんが、
私を巡って喧嘩を始めた。


そしてドアに立っている
お父さんとお兄さんは、
呆れて見ていた。


「はあ・・・・。」


3人が同時に、
ため息を付いたけど、
2人の喧嘩は収まる気配は、
一切無かった。
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