盃に乾杯!?
「何故私との婚約を?」


「大五郎の瞳が、
あの時の主人と同じ瞳を
していたわ。


決して諦めない、
そんな瞳を見る事が、
出来るなんて嬉しかった。


この世界で生きるには、
それなりにしんどいから、
子供には好きな人と、
一緒になって欲しかった。」


「お母さん・・・。」


「一緒にいてあげて。」


「はい。」


私とお母さんは、
深い眠りについた。
< 96 / 189 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop