~.*+. FULL MOON .+*.~ 【罪の終わり】

土曜日

土曜日になった。
今日は優里と最近できたカフェで待ち合わせ。
その後ショッピングでも行こうかと思った。
「あー舞」
「優里ぃ」
私は座り、パフェを注文した。
「なんか舞とこうして喋るの久しぶりじゃない?」
「えっそうかな?」
「うん。だって舞最近加恋先輩といるじゃん」
そう言われて見ればそうかも。
「だからさ、今日は楽しもうよ」
「うん」
そしたらその時、聞きなれた声がした。
「あ、舞ちゃんだ」
後ろを振り向いた。
「加恋先輩っ」
加恋先輩はおしゃれないかにもブランド品の私服を着てた。
隣には先輩と同じ年ぐらいの茶髪でギャルっぽいコがいた。
「ねぇ舞ちゃんこれからプリ撮りに行くから一緒にどぉ?」
プリ・・・?
先輩と・・・?
「はい!」
私は鞄をとりダッシュで先輩のもとへ行った。
「こんにちわ」
隣にいたギャルが話かけてきた。
「こんにちわ」
「私三年の綾。よろしくね」
「一年生の舞ですっ・・・」
「じゃあプリ行こう!」
加恋先輩は言った。
私たちはパラダイスショッピングセンターへと足を運び、プリを三枚撮った。
すごく楽しい
時間に感じたんだ。

「あーぁ、舞ちゃん加恋ごめーん、彼氏と約束あってぇ」
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