幸せよりも欲しいものは何ですか?
ストーカー
それから2日間は何事もなく過ごした。
佐藤さんからの連絡も無かった。
もちろん安心は出来ない。
何か嫌がらせをされたわけでも無いが、
いつどこで佐藤さんに会うのか分からない。
帰り道が怖い。
いや
でも
もしかしたら
考え過ぎなのかも。
別にこの前が偶然だったのかもしれない。
被害妄想が激しかったのかもしれない。
でもやっぱり会ってしまった。
佐藤さんと駅のホームで会ってから
3日経った金曜日の帰り道。
私が会社から出て、駅に向かってる途中に
突然後ろから
『お疲れ様』
って、あの声がしたんだ。
振り返ると佐藤さんが笑って立ってた。
『そんな怖い顔しないでよ。最近俺、あっち方面の電車に乗る事が多いんだ。時間帯的に偶然会っちゃうね。嬉しいなぁ。』
「…私寄る所ありますから、今日は一緒に電車乗れませんから。」
『どこ行くの?』
「うん、ちょっと…。じゃあお疲れ様でした。」
私は走って去った。
振り返っても佐藤さんが追いかけてくる様子は無かった。
佐藤さんからの連絡も無かった。
もちろん安心は出来ない。
何か嫌がらせをされたわけでも無いが、
いつどこで佐藤さんに会うのか分からない。
帰り道が怖い。
いや
でも
もしかしたら
考え過ぎなのかも。
別にこの前が偶然だったのかもしれない。
被害妄想が激しかったのかもしれない。
でもやっぱり会ってしまった。
佐藤さんと駅のホームで会ってから
3日経った金曜日の帰り道。
私が会社から出て、駅に向かってる途中に
突然後ろから
『お疲れ様』
って、あの声がしたんだ。
振り返ると佐藤さんが笑って立ってた。
『そんな怖い顔しないでよ。最近俺、あっち方面の電車に乗る事が多いんだ。時間帯的に偶然会っちゃうね。嬉しいなぁ。』
「…私寄る所ありますから、今日は一緒に電車乗れませんから。」
『どこ行くの?』
「うん、ちょっと…。じゃあお疲れ様でした。」
私は走って去った。
振り返っても佐藤さんが追いかけてくる様子は無かった。