幸せよりも欲しいものは何ですか?
春樹の想い
しばらくして、返ってきたメール。
『俺は今、誰かと付き合うつもりは無い。お前がダメとかじゃないんだけど。もぅ少し待ってくれないか。』
「もう…一年前から待ってるよ。」
一年前にも、待ってて欲しいと言われた。それから一年間、私は恋人ではない春樹の独占欲の中で生きた。
『そうだよな。待たせ過ぎだよな。もう自由になりたいよな。』
「自由になりたいんじゃない。春樹の恋人になりたいの!!何でダメなの??付き合ったからって私達何も変わらないと思うよ。」
春樹がダメだと言う理由は分からなかった。
私の事を好きだと言ってくれる。
でも恋人にはなれない。
私達の間にある壁が何なのか、全く分からなかった。
次のメールは、珍しく長文で返ってきた。
春樹
どんな真実を語られても、私は春樹の痛みを分かる事は出来ない。
春樹の痛みを知ろうとすると、私の傷となって返ってくるんだ。
『俺は今、誰かと付き合うつもりは無い。お前がダメとかじゃないんだけど。もぅ少し待ってくれないか。』
「もう…一年前から待ってるよ。」
一年前にも、待ってて欲しいと言われた。それから一年間、私は恋人ではない春樹の独占欲の中で生きた。
『そうだよな。待たせ過ぎだよな。もう自由になりたいよな。』
「自由になりたいんじゃない。春樹の恋人になりたいの!!何でダメなの??付き合ったからって私達何も変わらないと思うよ。」
春樹がダメだと言う理由は分からなかった。
私の事を好きだと言ってくれる。
でも恋人にはなれない。
私達の間にある壁が何なのか、全く分からなかった。
次のメールは、珍しく長文で返ってきた。
春樹
どんな真実を語られても、私は春樹の痛みを分かる事は出来ない。
春樹の痛みを知ろうとすると、私の傷となって返ってくるんだ。