爆走★love boy2
「お前のことだから、どうせマダだろ」



「え……?」



首をかしげる私の前に、雅紀君は2枚のチケットをかかげた。



なに……?



「やるよ」



それを押しつけるように私に渡した雅紀君は、さっさと自分のテーブルへと戻って行ってしまった。



私はボンヤリとそのチケット見つめる。



そこには《国際ホテル1泊2日無料券》



と、書かれていた。
< 115 / 218 >

この作品をシェア

pagetop