爆走★love boy2
でも……。



気を取り直し、私はそれをポケットの中へとねじ込んだんだ。



別に、捨てる必要はないかもしれない。



使わなくっても持っていて損にはならない。



その程度の気持ちだった。



それなのに……「あと一週間」私は無意識のうちに、そう呟いていたのだった。

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