爆走★love boy2
☆☆☆
セミの声を聞きながら歩いていると、先輩と2人こうして並んで歩いていること自体が不思議な気分になってくる。
まるで、もう何年も連れ添った夫婦のようであり、昨日から付き合い始めたばかりのカップルのような気もする。
「今日は雨は降らなさそうだな」
先輩が空を見上げて呟くので、私は無言のままただ頷いた。
青い空が初夏を通り過ぎ、本格的な夏を連れてこようとしている。
うだるような暑さはきっともうすぐそこだ。
毎年『暑い暑い』と零しているばかりだけれど、今年はなんだかウキウキしている。
セミの声を聞きながら歩いていると、先輩と2人こうして並んで歩いていること自体が不思議な気分になってくる。
まるで、もう何年も連れ添った夫婦のようであり、昨日から付き合い始めたばかりのカップルのような気もする。
「今日は雨は降らなさそうだな」
先輩が空を見上げて呟くので、私は無言のままただ頷いた。
青い空が初夏を通り過ぎ、本格的な夏を連れてこようとしている。
うだるような暑さはきっともうすぐそこだ。
毎年『暑い暑い』と零しているばかりだけれど、今年はなんだかウキウキしている。