爆走★love boy2
先輩や、ナナミの存在があるからかな?



そう思うと、なんだか嬉しい。



龍ヶ崎なんて不良校、まっぴらごめんだと思っていた自分が嘘みたい。



先輩と他愛のない会話をしながら歩いていると、大きな公園が目に入った。



予定の場所に到着だ。



「先輩、ちょっとそこで――」



『休みませんか?』



そうつなぐ前に、後方から言葉を遮られてしまった。

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