爆走★love boy2
照れ隠しに慌てて否定して、教室に入る。



「でも、なんかいいことあったんでしょ?」



「ないってば、なんにも」



私がいくら否定しようが、ナナミはどんどん追及してくる。



荷物をぽーんと投げ出すように自分の机に置き、そしてすぐさま私の机の前にやってきた。



そんなに人の色恋沙汰が好きなの。


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