爆走★love boy2
「じゃぁ、その次は?」



その次?



ご飯を食べるところまでは順調だった。



気どりすぎたお店じゃなかったし、おいしかったし。



でも、そこで雅紀君に会ったんだ。



思い出して、私は下唇を軽くかんだ。



涙の代わりに、唇をかむのかクセになりつつある。



「うそ、元彼にあったの?」



「うん。でも、なにもなかった。本当に、偶然だったの」

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