爆走★love boy2
お母さんはさっき私のために鎮痛剤を買いにでかけちゃったし。



つまり、ちょっとくらい物音がしたからって気づかれる心配はないワケで……。



そんな事を思っていると、ポッと頬が赤くなる。



か、考えすぎ!!



ギュッと布団を握り締めて、大きな背中を見つめる。



「亜美……」



先輩が、振り向いた。

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