爆走★love boy2
「だ……め!」



唇を離し、私は先輩の手を止める。



「どうして?」



樹先輩の頬は少し赤みがさしていて、ささやくような声がすごく甘美だ。



でも、ダメ。



「今日……下着が……」



可愛くない。



水玉模様で、子供っぽいんだった。

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