爆走★love boy2
樹先輩の手が止まり、私はそっと目を開けた。
先輩の指先が私の涙をぬぐう。
「だから俺、待ってたんじゃねーか」
あ――……。
樹先輩は、処女の私がこうなることを予測してたんだ。
だから、待っててくれた。
大切にしてくれてたんだ。
先輩の指先が私の涙をぬぐう。
「だから俺、待ってたんじゃねーか」
あ――……。
樹先輩は、処女の私がこうなることを予測してたんだ。
だから、待っててくれた。
大切にしてくれてたんだ。