爆走★love boy2
たった3文字を言うのに相当どもってしまってから、私は訊ねる。
「エッチはエッチだよ。セックス」
「ちちちち……違う! そうじゃなくて。樹先輩が――」
「あぁ。
最短で付き合って1時間でヤちゃったって噂だよ?」
まるで声優やアナウンサーのような綺麗な茜ちゃんの声が、スラッとそんな言葉を口にした。
付き合って……1時間――!?
そんなこともちろん私には想像できない出来事で。
今聞かされたのが樹先輩のことなのだと思うと、泡を吹いて倒れそうになってしまう。
「エッチはエッチだよ。セックス」
「ちちちち……違う! そうじゃなくて。樹先輩が――」
「あぁ。
最短で付き合って1時間でヤちゃったって噂だよ?」
まるで声優やアナウンサーのような綺麗な茜ちゃんの声が、スラッとそんな言葉を口にした。
付き合って……1時間――!?
そんなこともちろん私には想像できない出来事で。
今聞かされたのが樹先輩のことなのだと思うと、泡を吹いて倒れそうになってしまう。