爆走★love boy2
「ちなみに、樹先輩にはもう言ってあるから」



「え? 言ってあるって?」



「今日のお昼も女の子だけで食べまぁすって!」



ナナミの言葉に私は目を丸くして、呆れてしまう。



最初っから私の意見なんて聞きいれるつもりはなかったんだ。



「用意周到なんだから」



私はそっとナナミを睨んで、つぶやいたのだった。
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