爆走★love boy2
私は一気に気が抜けて、風船のように自分自身がどんどんしぼんでいくようだった。



こんな時なのに、ブラのワイヤーが食い込んで痛くて、ジンジンした。



きっと、この美人さんだったらこんな下着も難なく着こなせるんだろうな。



そして、樹先輩はその下着を外すんだ――。




想像がマイナスの方向へと進んでいき、ジンワリと目に涙が浮かぶ。




すぐに泣くような私みたいなガキ、本当は相手にしたくないのかなぁ……。
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