爆走★love boy2
グスッ。



と、鼻水をすすりあげたとき、美人さんが驚いたように目を見開き


「え? もしかしてあなたが樹の彼女?」


と言ってきた。



「はい……」



鼻声でうなづく私。



っていうか、ナナミは私のことをちゃんと説明してなかったワケだ?



グシグシしながらも、そんな事を思ってナナミと茜ちゃんを睨みつける。



「ごめん亜美。


亜美が先輩の今の彼女だって話したら、ユリナさんが本当のこと話してくれないと思って……」
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