爆走★love boy2
「無理すんな」



「え……?」



ようやくの思いで顔をあげると、手と同様、包み込むような先輩の笑顔があった。



「亜美、こういうの慣れてないだろ?」



「う……ん」



確かに慣れてない。



でも、無理はしてないよ?

< 9 / 218 >

この作品をシェア

pagetop