お前にだけは、愛して欲しかった。





首に絡み付く腕を

振り解く事も出来ずに

オレはただ

奴に身を任せる。



(…夢、みたいだ)



大好きな男の手に

抱かれようなんて

これ程の幸福

2度と訪れないだろう。


























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