Dear my friend
私達の日々

スタート

Dear my friend
あの日、
君がここに来なければ、
あたしは、3年間
こんなに楽しくて
おかしくて、明るい毎日が、
過ごせなかったよ。
あの日、
君がここに来てくれたから
『仲間』として
『友達』として
『親友』として
幸せな毎日を過ごせたんだ。
君と出逢えたのは、
偶然という運命が重なったから。
一年としが違ったら
トロンボーンじゃなかったら
あたしの性格が違ったら
姫依(めい)が姫依じゃなかったら
こんなに楽しい日々は、
遅れなかったよ?
この本は、
  めいに送るたった1つの
   ちっぽけな物語。
   ねぇめい。
  ここから話すあたしの
   痕跡は、めいにとって
  +かもしれないし、
  -かもしれない。
  でもね大好きなめいだから
  知ってほしいんだ。
  1つ1つゆっくりでいいから
  聞いてくれるかな?
 暗い闇の扉のその先を、
  明るい幸せという名の
 光が差し込むまで。
< 1 / 4 >

この作品をシェア

pagetop