教えて?センセ。
「あんさー、お前海の件どーなった?」


「あー…まだなんも…。」


「俺だって用事ってもんがあんだぜ?」



忘れてた。あーくんいないし…
あたしと祈と信哉で?
ちょっとおかしいでしょ!!
あたし完全邪魔者じゃないの。



「あたし今メイクの途中だから…上がる?」



あたしは自分の部屋に信哉を招いた。



「へー、綺麗に片づいてんじゃん。」


「当たり前じゃん。ちょ、あんまみないでよ」



メイクをしながら信哉と話す。



「祈に電話してよ、信哉。」


「俺ェ?文太は?」


「別れたっつの。」
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