傷の行方
私はリンパ腺が腫れてしまった



違う病院へ行った



昼間の時間に


すごくいい病院だという紹介で



私はそこへ行った



そして今度は



服を脱がなくても検査のできる服装で



完全に安心して向かった



そこで


「下着姿になってください」


と言われた



看護師の手が震えている



あの時の看護師みたいだった



そして


「下着姿で立ち上がってください」という



私は評判がいいということで


行ったのだから心配ないと思ったが



下着姿で立たされて


脇のリンパ腺を確認しながら


先生は座ったままだったので


目がどこを見ているの?という状態だった



そして言った


「では横になってください。そのままで


靴は今そのまま脱いでください」



嫌な予感がした


看護師がいない


タオルもかけてくれない


また私は触られた


そのことで


この病気で病院へは


もう二度といかないと決めた



権力をもつ医者にその話をしたら


「またか。わかりました。」といっていた



どうしてこういう人間ばかりに会うのだろう



私が一体何をしたというのか


10代の頃にトラウマになってしまった


医者への不信感


それは医者だけではなかった

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