傷の行方
私は1年はなんとかクリアして



高校2年になったが



すぐに病気になった



病気になったけれど



学校へ必死に行きながら



家をでると決めた 



家をでるしかなかった



それはトリマーの学校へ行く



姉の為だった



なんとか実家に世話にならずに



高校へ行って



勉強をして



という私の考えとは別に



体が学校を拒否し初めていた



姉は都内で事務をしながら



夜トリマーの専門学校に通った



その学校のお金はもちろん自分



だけど実家にお金を入れる余裕はない



その分私がいなくなればいいこと


でももし中途半端に終わらせたら


私は許さないと思っていた



私の夢は年齢的に制限があって



その時点で諦めるしかなかったのだ



兄弟がいれば誰かが犠牲になる



兄弟皆が夢を叶えることはできない



よっぽど裕福でなければ



犠牲者は必要だった



どうしようもなかった
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