傷の行方
社内恋愛
事務の仕事で



ランキングがあってから


沢山の男性社員に


声をかけられていた時


アルバイトの男の子が


「くだらないね」と言ってきた



その人は私のひとつ年上の


男の人だった



私はその人と一緒にご飯を食べようと


声をかけた



同じような


心が叫んでいるような


悲しい目をしていた


この人と話をしてみたいと思った



そして食事に行った


話が盛り上がって



朝方まで話した


私はなにもかも忘れて


バカな話に夢中になった



楽しかった


社内恋愛なんて興味なかったけど



< 89 / 210 >

この作品をシェア

pagetop