「聞こえなかったのか!!打つぞ!!」



「だから・・・そいつを放せっていってんだろ!!」


静まりかえったお店の中に彼の足音が響く・・・。




きちゃ・・・だめ・・・


「くるなぁぁぁぁぁ」

男はくるったように声をあげた・・・。







――バーン―――



凄まじい音と一緒に、目の前にいた彼がいつの間にかあたしの腕の中にいた。
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