涙
「楓・・・」
少し困った表情を見せた彼に対して、あたしは今・・・思っていることを告げた。
これはあたしの決心、これがあたしの・・・いや・・・あたし達のスタートラインだったかもね。
あたしは・・・翔が好き。だから伝えたい・・・この気持ちを。
「翔・・・あたしね・・・あたし、翔のことがッ・・・好き」
あたしの初めての告白。驚いたのか、彼は目を見開いてこっちをじーっと見ていた。
「か・・・えで・・・?・・・ごめ・・・ん・・・」
彼からの言葉は途切れ途切れで、でも、ちゃんと聞き取れる声量だった。
それがあまりにも呆気なくて、切なくて・・・きづいたら頬を伝って、涙が流れた。
「ごめん・・・俺は・・・お前を守ってやれない・・・だから・・・こんな俺はやめて、もっとかっこいい男を見つけて・・・守ってもらえッ!!」
いや・・・いやだ!!!初恋なんだよ?初めて恋した男の子。
あたしに初めてをいっぱいくれた、あたしの愛しい人。
だから絶対に・・・いやだ!
翔はこれまであたしを守ってきてくれた・・・なのに学校を辞めたからって理由で、あたしが守れないなんて・・・おかしいよ・・・あたしは・・・翔と一緒に歩んでいきたい。
少し困った表情を見せた彼に対して、あたしは今・・・思っていることを告げた。
これはあたしの決心、これがあたしの・・・いや・・・あたし達のスタートラインだったかもね。
あたしは・・・翔が好き。だから伝えたい・・・この気持ちを。
「翔・・・あたしね・・・あたし、翔のことがッ・・・好き」
あたしの初めての告白。驚いたのか、彼は目を見開いてこっちをじーっと見ていた。
「か・・・えで・・・?・・・ごめ・・・ん・・・」
彼からの言葉は途切れ途切れで、でも、ちゃんと聞き取れる声量だった。
それがあまりにも呆気なくて、切なくて・・・きづいたら頬を伝って、涙が流れた。
「ごめん・・・俺は・・・お前を守ってやれない・・・だから・・・こんな俺はやめて、もっとかっこいい男を見つけて・・・守ってもらえッ!!」
いや・・・いやだ!!!初恋なんだよ?初めて恋した男の子。
あたしに初めてをいっぱいくれた、あたしの愛しい人。
だから絶対に・・・いやだ!
翔はこれまであたしを守ってきてくれた・・・なのに学校を辞めたからって理由で、あたしが守れないなんて・・・おかしいよ・・・あたしは・・・翔と一緒に歩んでいきたい。