「いやだ!なんで・・・守ってあげられないって理由でごめんって・・・誤るのよ!あたし・・・初恋だよ?それに・・・守ってもらおうなんて考えてない!あたしは・・・翔と一緒に歩んでいきたいだけ」

彼はまた困った表情でこっちを向いて・・・

「俺はやめとけ!楓と一緒に歩んではいけない・・・だから・・・俺は―――」




時間が止まったかと思った。まさか・・・彼の口からこんな言葉が出てくるとは、思ってもなかった。













「俺は・・・お前を幸せにできない。自信がない!それに・・・俺はもうすぐ・・・”死ぬ”」












彼の言葉を理解できないままあたしはただ、彼を見つめた。

彼の頬に一筋の涙が流れた。



でも・・・あたし・・・やっぱり・・・












「あたしは、翔が好き!死ぬとか幸せにできないとか・・・あたしが幸せにする!あたしは、あなたから光を貰った!今度はあたしがあなたの光になる」











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