第五章 笑顔の裏に
          ~楓~
   


彼の病室で起こったことに放心状態のあたし。そこに、ちょうど彼の親が入ってきた。
あわてている彼にあたしはそっといって、病室を後にした。

病院の廊下を口を軽くおさえて、外にでた。
いまだに放心状態のあたしは、さっき起こったことがしんじられなかった。


ファーストキスではないけど―――



なんで翔は、あんな事したんだろう・・・なんか明日は・・・行きたくないな?

でも、なにか・・・事情があるのか?でもキスに事情とかって・・・あるもんなの?なれてないから、よくわかんないよ・・・。

でも、彼を信じよう・・・明日また・・・聞いてみようかな・・・。


なんで”キス”したのかってことを―――
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