「じゃあ、行こうか」

俺達は病室をあとにした。




車に乗り込んだ俺は、久しぶりの家族との出かけだったので、新鮮にかんじていた。


そこからは、他愛もない話をして盛り上がった。



時計を見てみると2時間近くも車に乗っていた。


「じゃあ、そろそろ帰るか」

父さんの声と共に、いままで来た道をもどって行った。



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「ただいま~」


久しぶりとは言え、見慣れた風景―――



俺もこの家に住んでたんだよな・・・戻りたい、心から幸せと言えるときまで・・・。

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